whats_title.gifwhats_copy.gif

 

メルクリン社の鉄道模型が国際標準規格として認められてから約100年が経過しました。その当時に製造していたO、Ⅰ、Ⅱ、ⅢゲージのうちのⅠゲージは現在でもメルクリンの主要ラインナップの一つとして生産され続けています。HOゲージは1935年から生産が開始され、メルクリン社の主力商品として世界中に普及しています。さらに、1972年には世界最小の電動式鉄道模型Zゲージ(ミニクラブ)を世に送り出し、その優れた生産力を世界中に誇示しました。
また、1997年からトリックス社のNゲージ(ミニトリックス)製品を自社のラインナップに加えたことにより、ⅠゲージからHOゲージ、NゲージそしてZゲージに至る一大鉄道模型メーカーの地位を確立しました。特に、1985年から発売が開始されたHOゲージのデジタル・システムはそれまでの常識を覆す画期的なシステムとして鉄道模型ファンの様々な夢を叶えることに成功しました。

 

copy01.gif

line.JPGline.gif copy02.gif

img_sys.jpg

各種のトラック(C・Kレ-ル)や架線システムの充実に加え、信号機・踏切・タ-ンテ-ブルなどのアクセサリ-が豊富に用意されており、複数列車の自動運転が簡単に楽しめます。

line.JPGline.gif
copy03.gif

img_tai.jpg

ドイツ本国では、すでに親子4代(曾孫)にわたって受け継がれています。それほどの耐久性の秘密は、亜鉛合金を多用した堅牢な作りと、修理メンテナンス及び部品供給システムの充実にあります。

 

line.gif 

line.JPG

line.JPGcopy04.gif

img_antei.jpg      HOゲージの動力車には強力な牽引力を引き出す独自の交流ブロックモーター(メンテナンス性に優れており、消耗品の交換が容易に行える)を採用しています。このモーターを積んだ電気機関車が10重連で2100両を越す貨車の牽引を記録した事で有名です。2000年には次世代を担う高性能「Cサインモーター(特性と互換性をリンク)」の製品化に成功し、超低速から高速までの優れた走行性と際だつ牽引力を誇っています。2000年からミニクラブの動力車には5極回転子の搭載を開始し、低速走行のさらなる安定化と最高速度の向上を実現しています。line.gif

line.JPG

line.JPG

copy05.gif

img_w.jpg  4,000度を越える熱で溶融した亜鉛合金を型に流し込み、約2トンの圧力をかけて成形される車体です。また、走行に直接影響するシャーシ部も、同じく亜鉛合金で頑丈に作られており、動力車には総重量1キロを超えるのものもあります。

line.JPG

line.JPG

copy06.gif

img_pri.jpg世界最小の電動式鉄道模型メルクリンミニクラブ(縮尺1/220)に施されるプリントは、色やデザインの美しさに加え、全ての文字が明瞭に判読できる正確さと繊細さが自慢です。その手法はタンポン印刷方式といい、独自開発の塗料吸い取りタンポンに秘密があります。使用するのは無公害の水性塗料です。

 
line.JPG

line.JPG

copy07.gif

img_tec.jpg    1985年にメルクリン社が市場に送り出したデジタル・システムでは、1本のトラック上で80両の列車を自在に制御することが可能でした。2004年から発売が開始される新しいデジタルシステム「メルクリン・システム」ではなんと1万6千両以上の車両を個別制御することが可能になりました。さらに、5種類のファンクションが16種類までに大幅に増やされ、さまざまなサウンドやギミックが搭載された車両が用意されます。パソコンと接続すればさらに思い通りの運転が楽しめる夢のシステムです。